プログラム名:「東松島の復興まちづくり」

学習テーマ :「災害時の連携を学ぶ
対象地域  :「東松島市(宮城県)

大項目 中項目 内容
プログラム名 プログラムタイトル 東松島の復興まちづくり
実施団体 受入団体詳細 一般社団法人 東松島みらいとし機構
問い合せ先/担当者 0225-98-7311 /担当:阿部
E-mail hitomi.abe@hm-hope.org
URL http://hm-hope.org/
体系化情報 テーマ/大区分/小区分 災害時の連携を学ぶ/県市町村連携/その他(市民及び企業との連携)
特記事項 会場はその都度相談。
詳細情報 可能人数 10~20名
料金/所要時間/休日 ※他のプログラムと組み合わせての料金が発生するため、要相談/60分程度/土日祝(年末年始)
申込方法/予約有無 電話予約/要予約
アクセス JR新幹線:東京~仙台 約1時間35分 JR 仙台駅~野蒜駅(仙石線約60分、東北仙石ライン約40分)、 仙台駅~矢本駅(仙石線約70分、東北仙石ライン約50分)
車:仙台市から東松島市野蒜まで約50分。 仙台市から東松島市矢本まで約60分
体験内容 種類/災害シーン 講話形式/震災時の行政の対応
行程または内容 東日本大震災からの復旧、集団移転や防潮堤の整備、災害廃棄物リサイクル、「環境未来都市」などの取り組み、その他ソフト事業を含め、復興まちづくりをどのように進めてきたのか、その過程と全体的な枠組みに関しての概説。
伝えたい事/重要ポイント 東松島市における被災の状況と応急対応。住民や地域コミュニティとの連携による震災対応と復興計画の策定。単なる復旧に留まらない、持続的に発展するまちを目指した復興計画と「環境未来都市」構想に基づく復旧・復興のプロセス。
教訓 復興まちづくり計画の策定において、市民全体による協力が必要不可欠。
事前の備えと、持続的な発展を目指したまちづくりの重要性。
地区情報 位置、産業、観光、地形情報 仙台市から北東約30kmの位置にあり、1時間以内でアクセスが可能。三陸自動車道やJR仙石線、国道45号線が東西に走り、仙台と石巻を結んで交通の便が良い。海岸沿いには、いわゆる「貞山堀」の一部をなす北上運河と東名運河が通っている。市の南西部は、松島湾に面して日本三景「松島」の一角を形成しており、松島の自然の姿をよく残し、奥松島とも呼ばれて親しまれている。また、ブルーインパルスの本拠地である航空自衛隊松島基地が立地する。海苔や牡蠣などの水産業、米や野菜などの農業が盛ん。太平洋に面して、東北地方では比較的温暖な気候にある。
被災地別特徴 対象地区の特徴・課題 海岸に面して東西に広がる地形であったため、市の面積(約101平方km)のうち、およそ三分の一が浸水し、なかでも市街地の約65%が浸水被害にあった。死者・行方不明者1,134名。半壊以上の家屋が11,000件を越え、全体の73.4%を占める。被害の甚大な沿岸部居住地から、内陸部や高台への集団移転が進められ、市内に8か所の移転団地が形成された。海岸部には、防潮堤に加えて防災盛土や高盛土道路が造成され、多重防御による津波対策が講じられている。市の復興まちづくりには、「環境未来都市」構想に基づく先導事業などの独自の取組が進められている。移転元地の利活用が大きな課題として残されており、野蒜海岸の海水浴客をはじめとして激減した観光客の回復・増加もまた今後の課題である。
防災教育として 災害種類 津波被害
ターゲット 高校・大学生以上、行政・自治体関係者、まちづくり推進団体など
学習テーマ・目的 津波被害の状況と応急対応、復旧、復興のプロセス。また、内閣府選定の「環境未来都市」構想に基づく復興の歩み。
得られる成果 自分たちの町で災害が発生した時の復旧・まちづくりの方法を知ることができる
インバウンド対応 説明言語