学習テーマ :「歴史・震災状況を知る」
対象地域 :「大船渡市(岩手県)」
大項目 | 中項目 | 内容 |
プログラム名 | プログラムタイトル | 三陸鉄道南リアス線「震災学習列車」の乗って防災学習 |
実施団体 | 受入団体詳細 | 三陸鉄道株式会社南リアス線運行部 |
問合せ先/担当者 | 電話番号:0192-27-9669 FAX:0192-27-9677 担当:熊谷松一 | |
kumagai@sanrikutetsudou.com | ||
URL | http://www.sanrikutetsudou.com/ | |
体系化情報 | テーマ/大区分/小区分 | 歴史・震災状況を知る/被害の状況/人的・物的被害 |
特記事項 | 防災/震災を風化させない(後世へ繋ぐ)/語り部体験・被災地体験学習 三陸鉄道に乗車しながら、震災当時の状況等を語る。 *南リアス線(盛駅ー釜石)乗車時間は約1時間 *北リアス線でも同様のプログラムがある。 |
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詳細情報 | 可能人数 | 座席50席/1車両 (レトロ列車48席) 最大3車両(150名)まで体験可※その場合、各車両ごとに1名語り部が付く |
料金/所要時間/休日 | 貸切/車両 一般車:43,000円 レトロ列車:51,400円 (ガイド料込み) 所要時間/約1時間程 | |
アクセス | JR新幹線:東京~一関 約2時間、JR 一関~気仙沼 約70分、BRT 気仙沼~大船渡 約50分 車:一関市から約90分、盛岡市から約2時間 |
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体験内容 | 申込方法/予約有無 | FAXでの予約必須(予約申し込み期限は1ヶ月前)※学生団体は2年前から受付可 |
種類/災害シーン | 講話・車窓から被災地を眺める/震災当時の状況や復興状況など | |
行程または内容 | 盛駅~釜石駅間内を三陸鉄道で移動しながら、三陸鉄道の社員により震災当時の三陸鉄道の現状や復興まで道のり、周辺地域の被害状況等についての話をする。途中、三陸駅ではホームに降りて黙祷も行う。 | |
大切な事/重要ポイント | 被災地域を自分の目で見ることによって防災意識を向上させ、いつ自分の身に起こってもおかしくないという事を忘れず、震災を風化させないでほしいという事。震災の教訓を自分事として捕らえることの重要さ。 | |
教訓 | 津波が来たら高いところに逃げる、自分の身は自分で守る | |
地区情報 | 位置、産業、観光、地形情報 | 東北地方太平洋沿岸は三陸地域とも呼ばれ、地球活動によって形成された様々な自然の造形が連続する。リアス海岸が創りだす複雑な海岸線、断崖絶壁などの特徴的な景観から「三陸復興国立公園」に指定されている。地球活動の歴史を間近に体験できると同時に東日本大震災津波の被害の大きさを物語る場所でもある。さんまの水揚げ量は本州一位、全国二位、ホタテは貝柱が大きいのが特徴で、他県産に比べて高値で取引きされる。 大船渡には三陸復興国立公園を代表する見どころが沢山ある。その一つである碁石海岸は6キロの海岸線で、高さ30メートルの断崖絶壁と荒ぶる波しぶきが見れる乱曝谷(らんぼうや)、波の浸食作用によって大きな洞門が3つ開いた巨岩・穴通磯(あなとおしいそ)、名前の由来となった押し引きする波によって碁石のように磨かれた玉砂利の海岸は絶景スポットである。 |
被災地別特徴 | 対象地区の特徴・課題 | 沿岸部一帯に高さ約12mの津波被害。明治、昭和、チリ地震津波など、何度も津波被害を経験した地域であり、個人・企業ともに津波防災への意識が高防災意識が高かったが、東日本大震災では、多くの被害を受けたが、過去の経験からいち早く復興へ進んでいる。 三陸鉄道は、岩手県の三陸海岸を縦貫する路線(北リアス線と南リアス線)を持つ第3セクター方式の小さな鉄道会社で、三鉄(さんてつ)の愛称で住民から呼ばれている。 |
防災教育として | 災害種類 | 津波被害 |
ターゲット | 主に学生・一般旅行団体旅行、企業研修や地区行事の視察 | |
学習テーマ・目的 | 個人の防災意識を高める、個人の意識が高まれば町全体として高まる | |
得られる成果 | 防災意識を高められる。津波が来たら、出来るだけ高いところへ逃げるという事の大事さを理解してもらえる。 | |
インバウンド対応 | 説明言語 | 日本語のみ |