プログラム名:「吉浜元気組 ~被災地フロントライン研修~」

学習テーマ :「歴史・震災状況を知る
対象地域  :「大船渡市(岩手県)

大項目 中項目 内容
プログラム名 プログラムタイトル 吉浜元気組 ~被災地フロントライン研修~
実施団体 受入団体詳細 三陸鉄道南リアス線運行部
問合せ先/担当者 電話番号:0192-27-9669 FAX:0192-27-9677 担当者:山蔭康明
e-mail yasu@sanrikutetsudou.com
URL http://www.sanrikutetsudou.com/
体系化情報 テーマ/大区分/小区分 歴史・震災状況を知る/被害の状況や昭和の大津波後の高台移転など/被災地での語り部・漁船乗船体験
特記事項 希望により食事(おにぎり・汁物 等)や海産物をつけることも可能。その場合は、予算を伝えてもらえればそれに合わせて対応。*天候によってプログラムの変更がある。
詳細情報 可能人数 1隻あたり6~7人 5隻程(35名程)まで対応可。
料金/所要時間/休日 2,500円/1時間程度(午前は漁師の仕事がある為、午後の方が都合がよい)
アクセス JR新幹線:東京~一関 約2時間、JR 一関~気仙沼 約70分、BRT 気仙沼~大船渡 約50分
車:一関市から約90分、盛岡市から約2時間40分
体験内容 申込方法/予約有無 電話予約
種類/災害シーン 講話形式/震災当時の状況や被害を最小限にとどめた吉浜地区について
行程または内容 三陸町吉浜の根白漁港(吉浜駅から車で約10分)から漁船に乗り、吉浜湾内を巡航。東日本大震災の際の被害状況や“奇跡の集落”と呼ばれた吉浜地区の説明、ホタテの養殖棚の様子等を見学する。
大切な事/重要ポイント 過去の津波の被害により吉浜地区が高台移転した経緯、その被害の言い伝えを守り東日本大震災の被害を最小限にできたこと。また、漁師にしか話すことができない、三陸の海の幸の魅力についてなど。歴史を遡って震災への教訓を生かす必要があること。
教訓 すぐに高いところへ逃げる、防災意識の向上
地区情報 位置、産業、観光、地形情報 東北地方太平洋沿岸は三陸地域とも呼ばれ、地球活動によって形成された様々な自然の造形が連続する。リアス海岸が創りだす複雑な海岸線、断崖絶壁などの特徴的な景観から「三陸復興国立公園」に指定されている。地球活動の歴史を間近に体験できると同時に東日本大震災津波の被害の大きさを物語る場所でもある。さんまの水揚げ量は本州一位、全国二位、ホタテは貝柱が大きいのが特徴で、他県産に比べて高値で取引きされる。
大船渡には三陸復興国立公園を代表する見どころが沢山ある。その一つである碁石海岸は6キロの海岸線で、高さ30メートルの断崖絶壁と荒ぶる波しぶきが見れる乱曝谷(らんぼうや)、波の浸食作用によって大きな洞門が3つ開いた巨岩・穴通磯(あなとおしいそ)、名前の由来となった押し引きする波によって碁石のように磨かれた玉砂利の海岸は絶景スポットである。
被災地別特徴 対象地区の特徴・課題 沿岸部一帯に高さ約12mの津波被害。明治、昭和、チリ地震津波など、何度も津波被害を経験した地域であり、個人・企業ともに津波防災への意識が高防災意識が高かったが、東日本大震災では、多くの被害を受けたが、過去の経験からいち早く復興へ進んでいる。
防災教育として 災害種類 津波
ターゲット 老若男女であるが、学生に教育旅行としてきてもらいたい。
学習テーマ・目的 いかに町全体での防災教育が必要か。また、三陸の豊かで美味しい海の幸の魅力を知ってほしい。
得られる成果 震災の被害を最小限に抑えた吉浜地区から先人の教えを守ることの大切さを学ぶ。また三陸の海の幸の美味しさを実感してもらう。
インバウンド対応 説明言語 日本語のみ。