プログラム名:「いわき市の震災と復興状況の伝承事業」(いわき市)

学習テーマ :「歴史・震災状況を知る
対象地域  :「浜通りエリア(福島県)

大項目 中項目 内容
プログラム名 プログラムタイトル いわき市の震災と復興状況の伝承事業
実施団体 受入団体詳細 いわき語り部の会
問合せ先/担当者 いわき復興支援・観光案内所
E-mail iwaki_bousai@th.jtb.jp
URL いわき復興支援・観光案内所HP
体系化情報 テーマ/大区分/小区分 歴史・震災状況を知る/被害の状況/人的・物的被害
特記事項 ①:いわき市震災視察(個人向け)復興・防災プログラム提供事業として「いわきスタディツアー」があります。日帰りで実施(所要6~7時間)
②:いわき市震災地団体視察(団体向け)も実施しております。

いずれも、震災学習と語り部の活躍場提供・視察観光の推進事業でもあります。国内外問わず参加者がおります。

詳細情報 可能人数 要問合せ
①:スタディツアー最小催行人数5名様から
②:団体視察(個人から大口団体受入可能・事前連絡要相談)
料金/所要時間/休日 ①:スタディツアー参加費用1人2000円(バス代・資料代・語り部謝礼含む)
②:視察団体 60分/5000円(基本時間・料金)/約60分の口話(時間要相談)/問合せ
アクセス JR:東京~いわき 約2時間30分
JR;仙台~いわき 約2時間30分(新幹線利用郡山乗り換え)
車:東京~いわき 約3時間 仙台~いわき 約2時間
体験内容 申込方法/予約有無 スタディツアー・視察団体ともに、以下の手順にての依頼・回答。
いわき復興支援・観光案内所のFAX又はメール・電話での申込み依頼、回答。
(所定の申込み書記載の上の依頼・回答方式)/事前予約のこと。
*いわき復興支援・観光案内所のFAX番号、メール、電話はHPを参照。
種類/災害シーン 視察/地震災害・津波災害、原子力災害影響にある。
行程または内容 大きな津波被害を受けた薄磯・豊間海岸、久之浜地区、平、常磐地区。語り部が震災時の様子を現地にて説明・口話する。
○口話場所/久ノ浜・薄磯・豊間・小名浜・平・常磐
○語り部登録者(13名)
ガイド地区【久之浜】【薄磯】【豊間】【小名浜】【平】【常磐】
伝えたい事/重要ポイント いわき市の震災、復興状況、及び、現在抱える諸問題について。原発事故における経済的支援が撤廃された時のいわき市の展望。
原発事故における、いわき市と双葉郡内町村の立位置の相違点。自然災害と人的災害における賠償格差問題。
原発事故が過大報道される反面、いわき市の震災の扱いが小さい。
災害被害情報が他県と比べ報道されにくいため、語り部を介しいわき市災害を露出させる。
教訓 緊急時の避難体制の確立(自治体問わず・各地域で)。原発事故が齎す波及事項に関して(風評被害)。防災・減災のあり方と工夫等。
地区情報 位置、産業、観光、地形情報 福島は南北に連なる阿武隈高地と奥羽山脈を境界に沿岸部の「浜通り」「中通り」「会津」と3つの地域にわかれます。それぞれ気候や風土も異なりバラエティ豊かな県です。寒暖差が大きく果物栽培に適し桃、梨葡萄,リンゴ、サクランボが栽培されています。全国有数の酒どころで伝統ある酒蔵が多くあります。130を超える温泉地があり、全国第5位を誇る湯どころでもあります。
いわき市は小名浜港を始めとした9つの港と黒潮と親潮が交差する常磐沖の漁場を抱え、小名浜・久之浜・ 四倉漁港で水揚げされた新鮮な魚料理を堪能できる思う絶好のグルメスポットです。(作物・水産物の出荷前検査体制の確立における安全・安心を提唱実践)
被災地別特徴 対象地区の特徴・課題 いわき語り部の会は震災体験口話(口話)を主に実施してます。
(希望によりバス乗車案内型も相談に応じる)
防災教育として 災害種類 地震災害・津波災害・火災災害・原発災害。いわき市の北部ではこの4つの災害を受けた地域もあります。事実、いわき市対策本部からの原発事故における集団避難指示を受け約3ヶ月間の避難所生活を余儀なくした地域(2地域)もあります。これらの情報告知は殆ど全国的に告知されてない状態。又、原発事故が先行し地震・津波被害がマスコミ等に露出してないのが現状であった。それと、精神的災害・風評被害等も加担する事項でもあると思う。
ターゲット 社会福祉協議会・各自治体(公民館・役場等)・各企業・各労働組合・各地方議員視察団・各商工会議所(連合会)・各県防災関連自治体・各種組織団体(老人会)・各県教育委員会組織・教育団体・大学生ゼミ・個人視察者等etc
学習テーマ・目的 事前知識の必要性と同様。
震災を学び・防災を学び、危機感と震災の再認識をする向上心が目的
得られる成果 参加者からの感謝の念と防災・減災の心構えといわき市に起きた震災・原発被害状況の驚きと応援支援が多くあります。又、食(米・魚)に関する(風評被害)正しい知識の習得が得られる成果等。
インバウンド対応 説明言語 日本語のみ。外国の方は通訳が随行する視察団のみ受け入れ可能。(通常、日本人に口話する倍の時間がかかる旨案内、時間と費用問題)